「コーチング」という人材教育は、企業で使われているカウンセリング手法。
「やる気アップ」「業績向上」を目的にしています。
語源の「コーチ」は、馬車とか乗り物の意味だそうです。

当塾のコーチング手法は、
生徒の「コーチ」になり、一人ひとりに合わせた指導をすること。
具体的には以下の通りです。

①よく聞く

塾にいると、職業柄、ついつい教えたくなる、あれこれ言いたくなってしまうのですが、
当塾では、よく聞きます。
生徒に本音を話してもらいます。

たとえば、通知表の成績が低いとします。これには理由があるはず。
そこで、こちらから何度も聞きます。
すると、
「英語嫌いだから」「勉強しないから」と返ってきます。
なるほど。ふむふむ、そうかもね。

では、なぜ嫌いなのか、なぜ勉強しないのか。
単語の暗記が嫌いなのか、リスニングが嫌いなのか、提出物を出していないのか。
先生が嫌いなのか、ついつい遊んじゃうからなのか、夜更かしで眠いのか。
なぜ?どうして?と、とにかくとことん聞きます。

当然、最初は本音では語ってくれません。
でも、話しているうちに心を開いてくれる生徒もいます。
大人になれば、「居酒屋」という素晴らしい環境がありますが、
当塾では、もちろんアルコールには頼らずに、
リラックスしてもらいながら真剣に聞きます。

また、語らずとも、学校のノートや定期テストの解答用紙を拝見すれば、
学校の授業に対するモチベーションはひと目でわかることもあります。
そのため、当塾では、学校のノートや提出物は持参していただきます。

一方、生徒も、言葉で表すことで現状把握ができます。
生徒によって成績は様々ですが、
「今のままでいい」「もうこれで十分」と思っている生徒はひとりもいません。
みんな、自分の行動を覚えていて、
「これじゃ、しょうがないな・・」と「本当はちゃんとやらなきゃ・・」を行ったり来たりしています。
そんな、自分の本音を怒られずに言える。
当塾では、話しやすい環境を作っています。

「よく聞く」ことは、カウンセリングだけでなく、
国語(日本語)の勉強にも役立てています。

「給食、何食べた?」とか、「先週の試合どうだった」とか、
これは、単なる雑談ではなく、自分の行動を相手に「話す力」を訓練する手法です。
「美味しかった」だけではなく、材料や調理法や味付けなど、
何がどんなふうに美味しかったのかを伝える練習。
「負けた」ではなく、自分のプレーを詳しく相手に説明する練習。

さらに、負けた後、次にどんな対策を立てるのか。そこまでマジメに聞くこともあります。
実は、スポーツで勝てるようになるための手法は、
勉強で、成績を上げるための手法とほとんど一緒です。
よく聞くことで、話す生徒が自分で自分を改善させるヒントを出している。
そんなきっかけを掴めることも、よく聞く理由です。