小、中、高校生は「子ども」
成人に満たない未熟な人間・・・ではありません。
成人も子どもも同じ、自我を持ち、毎日新しい人生を生きています。

だからこそ、生徒が話すことは、
「子ども」ではなく「ひとりの人間」の話として、傾聴します。

②認める

たとえば、忘れ物をするのもテストの点が低いのも、何か理由があります。
その理由を聞かずにお説教をしたり、対策を押し付けても改善は期待できません。
まずは、生徒が話すことに「ふむふむ、なるほどね」と傾聴し承認する。
大人から見れば些細なことでも、
本人の人生にとって重大なことなら、まずは認めるべきだと考えます。

実は、問題の解決で大切なことは、第一に問題があると発見すること。
宿題を忘れるとか、解かないワークが山積みになるとか、
問題を見つけたら、次はできない理由を考えます。
連絡帳をきちんと書かないとか、部活で疲れちゃうとか、
問題点を発見し、理由がわかれば、もう半分解決したようなものです。

③質問する

問題が発見できたら、次は解決する方法を質問します。
ダメな理由ではなく、どうすればできるかを何度も聞きます。

「どうしたらいいと思うか」「他には何かあるかな」
問題を解決する前提で、前向きな思考を繰り返します。
壮大な目標ではなく、確実にできることは何か。
アイデアを出すうちに、
できそうな気になり、できるという自信がついてきます。

大切なのは、自分で考えること。
社会人と同じように、現状を分析し、問題を解決する方法を探す。
学校の宿題だって、本人にとっては会社のプロジェクトと同じくらい大事なこと。
できなければ落ち込むし、達成すれば嬉しくなります。

そんな質問と承認を繰り返しながら、
人から言われるのではなく、自分で考える能力を養う。
自分で問題を解決すことは、心を自制する訓練でもあります。

与えられた問題を解く力だけでなく、
自分で問題を発見し解決する能力。
社会人になったらすぐに求められる能力を、
学校に通いながら身につけることを目指しています。